足利 尊氏



清和源氏の流れをくむ武将

 鎌倉幕末期の武将。源家の名将、八幡太郎源義家の孫、足利義康を祖とし、足利の地を支配した武将。13051年の生まれ。

 鎌倉幕府の命により、幕府から天皇家への権力回復を画策する後醍醐天皇を討つため、鎌倉幕府の武将の一人として 出陣したが、逆に、後醍醐天皇に説得され、天皇側に付き、鎌倉幕府倒幕の尖兵となって働く。

 戦乱の中で、関東で起こった乱をきっかけに後醍醐天皇の命にそむき、新田義貞軍と戦いとなるが、これを打ち破る。

 後醍醐天皇を廃した尊氏は、光明天皇を擁立し征夷大将軍となり、室町幕府の祖となる。

 敗れた後醍醐天皇は吉野の地へ逃れ、これ以降、二人の天皇が存在する「南北朝時代」が始まる。




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