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6段目からの4枚の写真(Photo 15-18)は、二箇所の訪問とは別の日、滞在していた家のすぐ近く、タイ中部の山の中の寺院で祭事があると知らされ 出かけました。 行ってみると、そこには、原野を切り開いく粗末な小屋がいくつも建っていました。 そこには、バンコックの寺で修行し一人前の僧侶になったという50歳前後のお坊さんが、5,6人の弟子達と山の中に小屋を建てて住んで います。本堂はまだ建設の途中です。境内には、建築用の資材が散乱しています。写真にも写っている仏像が安置されているところ(Photo 16)は、屋根と壁はあるものの、まだ 建物の体裁を整えてはいません。まさに建設中なのです。信者から寄付金を集め、資材を買い、僧侶や信者たちが、自ら手作りで寺の建物を建設中でした。 これが、本来の仏教の姿であり僧侶の姿と思いました。檀家から強制的に寄付を取り、自分は豪勢な屋敷に住む日本のお坊さん。偽物と思いました。 この写真は、そんな寄付金を集める目的も兼ねて行った仏教祭事でしょう。たまたま遭遇したので、ぜひ見せてもらいたいと、お金を寄進をして入れてもらいました。 一通りの祭事の後は、庭に作られた屋根だけの建物の中で、信者の女性達が作った料理で振る舞いを受けました。なかなかどうして、立派なタイ料理でした。聴くと、信者の中にいた 料理店を経営している人が、従業員を引き連れて料理をしているとのこと、なっとくができました。 もちろん、外国人は私一人、10人ほどが座れる大きなテーブルが10個ほど、100人近くの民衆が、ワイワイガヤガヤ(私は言葉はわかりませんから、何を話しているのかは解りませんが)歓談しながらの飲食でした。 続く4枚の写真(Photo 19-22)は、トイレを借りに立ち寄った農村で見かけた光景です。大きな白い雄牛が、群れを率いて牧草地から帰るところや、鶏の親子、珍しくは無いかも知れませんが、 道端に成っていたバナナの木です。自然では、果物屋で売っているのとは逆の方向で成っていることが解ります。 最後の写真(Photo 23)は、「Prasat Hin Phimai」の管理事務所に置いてあった、タイでは良く見かける農業用のエンジンを使った手製の自動車です。「ベンツ」と「ISUZU」の、二つのバッジが取り付けてあります。 タイの田舎道では、こんな農業用エンジンや、もっと大きい船舶用エンジンなどを、台車に載せて造った手作りのバスやトラックなどが、ドタドタと、大きな音を立て、農産物や人を満載して悠然と(ようするに、スピードが 出ない)走っているのを見かけます。実にのどかな風景でした。 | ||||
北東部の遺跡「Phimai Historical Park」については、この遺跡のあるタイ国コラート市が観光案内のホームページを
開設しています。日本語ですよ。 「Prasta Phanomrung」のホームページも見つけました。残念ながらタイ語です。 |