番外:八達通カード
使って便利なデビッドカード



 公共交通機関の説明の中にたびたび出てきたのがデビッドカードの「八達通(オクトパス)」です。

 薄い名刺サイズのカードの中に、記憶素子を組み込んだいわゆるICカードです。使って残高が減ったら、専用の機械を使い、追加して繰り返し使うことができます。

 無接触タイプのカードなので、専用の受信機の上にかざし、表示機に残高が表示されたらOKです。

 このカード香港ではすでに長い歴史がありますが、そっくり同じシステムが日本でも採用され使われ始めています。そうです、JRの「Suica」です。

いくらで買えるの?



 カードには、4種類あり、色が違います。一般の大人用と学生用、子供用に、60歳以上の高齢者用です。

 購入額には、デポジット分とカード経費分が含まれています。成人用のカードの場合、100HK$分のカードは150HK$で買いますが、 カードに0.1HK$以上が残っていれば、そのまま改札を入ることができ、最大35HK$までマイナスでも自動改札機を通って出ることができます。

 図には、デポジットを50HK$と書かれていますが、実質的にはデポジットは35HK$であり、15HK$は発行手数料とでも思っておいた方が現実に合っていますね。

旅行者用特別オクトパスカード

 空港から香港島を結ぶ特急列車エキスプレスの料金と、3日間の地下鉄(MTR)乗り放題を組み合わせた、旅行者用の特性オクトパスカードが発行されています。

 ・空港からの片道と3日間の乗り放題   220HK$
 ・空港往復と3日間の乗り放題       300HK$

どこで買えるの?

 電車(KCR)の駅ならば切符を売る窓口で、地下鉄(MTR)ならば、改札口のあるフロアのどこかに事務所があるので、そこで買えます。また、コンビニエンスストアのセブンイレブン でも買えますよ。

 金額の追加も、MTR駅の切符販売機の隣に並んでいますし、コンビニの「セブンイレブン」でもデポジット追加のサービスをしてくれます。

増値機  地下鉄駅の切符売り場の脇などに設置されている、右側が「増値機」、左側が「残量確認機」です。

 残量確認機にカードを近づけると、残額が表示されます。残額が少ない場合は、増値機にカードを差込み、100ドルか50ドルの紙幣を入れてデータを書き換えるのです。

 香港の銀行が発行しているキャッシュカードを持っていれば、銀行の口座から引き落として残額を増やすことも、この機械でできてしまいます。
公共交通機関でしか使えないの?

 すべてではありませんが、セブンイレブンで使えます。その他にも、使えるお店が増えています。

 香港に、度々行くのなら(行くほど魅力の膨らむ、それが香港です(^ム^)、買っておいて損はありませんよ。



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hpmanager2@albsasa.com Albert 佐々木